シルマーテストとは

シルマーテストとは

シルマーテストとは、濾紙を使用して涙の量を測定する検査です。ドライアイを診断する際に欠かせません。

ドライアイは、涙の量が通常よりも不足する病気で現代病ともいうべき症状ですが、シルマーテストはそれを診断するのに役立ちます。

まず、50mm×7mmほどの縦長の濾紙(ろし)を用意します。一端を少し折り曲げて、涙点(目尻の近くにあります)の上に挟んで5分ほど待ちます。濾紙にしみこんだ涙の量を読み取って計測します。必要に応じて5分ごとに何度か繰り返して、正しい涙液量を調べます。

なお、濾紙を使うほかに、まぶたのへこみに溜まっている涙を綿糸を使用して調べる綿糸法という検査も存在します。

シルマーテストでは、涙の量が10ml前後あれば問題ないとされています。ただ、一昔前はこの基準は15mlでした。現代では15mlを基準値としてしまうと、ドライアイと診断される人の数があまりに多くなってしまうため、10mlとした経緯があります。

このことからも、日本人は全体的に涙の分泌量が減ってきていることを示唆していると言えるでしょう。視力回復を望んだり、視力回復法を模索することも大事ですが、目そのものが健康であるようにしたいものですね。

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