眼底検査とは

眼底検査とは

眼底検査とは、瞳孔の奥にある眼底と呼ばれる部分を、眼底カメラや眼底鏡という器具を用いて光を照射して観察、目の奥やその周辺の様子を調べるものです。

検査には直像法と倒像法があります。

直像法は、網膜の中心にある視神経や黄斑部を調べるのに使用します。検眼鏡で至近距離から観察します。約15倍に拡大できますが、目の中心部しか観察できません。

倒像法は、網膜周辺の病巣や網膜剥離の状態を調べるのに使用します。凹面鏡で少し離れた距離から観察します。全体を見ることが可能ですが、5倍くらいの大きさでしか観察できません。

その他、飛蚊症が気になる人も一度検査を受けた方がいいかもしれません。

いずれも、散瞳薬を点眼して瞳孔を広げてから行います。そのため、検査終了後もしばらくの間瞳孔が開きっぱなしになるので、1日休みの日を選んで検査を受けた方がいいと思います。

また、眼底検査は目の状態を調べるだけでなく、高血圧や動脈硬化など、脳・心血管障害などの病気を診断するのにも使うことがあります。この場合、主に直像法で調べます。

人間歳を取っていくにつれて、健康状態がより気になっていくものですが、40歳以上の中高年の方は特に気をつけて欲しい目の成人病とも言うべき、白内障、緑内障、網膜剥離、眼底出血、糖尿病性網膜症にはより一層の注意喚起が必要です。これらは、眼底検査で早期発見ができる場合が多いので、普段から高血圧が気になる人は定期的な検査を検討した方がいいでしょう。

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