日本人に急増しているドライアイ。眼が乾燥しないためには、自然の涙で瞳が潤うことが大切になります。
あまり気にとめることのない涙ですが、目が乾燥しないように、涙にはいろいろな働きがあります。
涙は3層構造になっていて、空気に触れる外側は油の膜に覆われています。続いて真ん中の層に大切な水分があり、酸素や栄養素が含まれています。瞳に触れる最も内側の層は、ムチンと呼ばれる栄養素が含まれていて、やや粘りけのある液体により目に密着しやすいように出来ています。
涙によって瞳に栄養や酸素を運び、目から侵入しようとする菌や汚れを防ぎ、瞳のスムーズな働きを手助けしています。
ちなみに、先述の涙の3つの層ですが、油の層はマイボーム腺から、中心の水分は主涙腺から、粘りけのある層は結膜のゴブレット細胞からそれぞれ分泌され、これらが1粒の涙となっていきます。
まつげの生え際のマイボーム腺を温タオルで温めたりすると、ドライアイの治療に効果的と言われているのは、マイボーム腺の働きを活発にして、瞳を油膜で覆うようにすることができるからなんですね。
目薬に頼るよりも、やはり自然の涙で瞳を潤うようにすることを心がけていきたいものです。
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